マイホーム購入手引き

さがみ法務司法書士・行政書士事務所
 

不動産取引の心構え

 

 

1 購入予定の不動産を知る

(1) 購入動機や条件などを予めハッキリとさせる

 貴方が取引を不動産業者(以下、「宅建業者」といいます)に媒介(仲介)することを委託する場合は、物件の内容、取引の条件をなど記載した重要事項説明書を作成して、これに基づいて貴方に説明することが法律(宅建業法)で決まってます。
 しかし、貴方の望む情報はこれだけでは不十分です。貴方は、依頼する宅建業者に予めハッキリと動機や条件を伝えておき、十分説明を受けましょう。

(2) 自分でも調査・確認する

 周辺にゴミ焼却場・工場・カラオケ店など、どのような施設があるか、騒音は殿程度なのか、悪臭はしないか、などの周辺環境は、ご自分でも簡単に調べられます。

 

2 契約条件を知る

 売買価格、支払い時期、支払い方法、手付金、引渡しの時期など、購入する物件によるって異なります。通常、関与する業者が契約書の案文などを用意しますが、契約にあたっては、自分でその内容をチェックし確認しましょう。

3 契約の決断をする

★ 売主の義務と買主の義務
  売主・買主双方は、契約書で約定したそれぞれの義務を履行することになります。
売主は、買主に物件を引き渡し、完全に所有権を移転することです。
買主は代金を全額支払うことです。

4 契約の解除方法を知っておく

(1) 解除する
  契約後に事情が変わって契約を解消したときは、①手付を放棄して契約を解除する手付解除、②予定していた融資が受けれなくなり契約を解除するローン特約解除、③合意解除 などがあります。

(2) 解除される
 ①売主の手付解除、②契約の義務を履行しないことによる違約解除 などがあります。

 

 


さがみ法務司法書士・行政書士事務所

簡裁代理等認定司法書士 

 

神奈川県相模原市中央区相生1−11−7
MBCビル101

司法書士
行政書士
和 田 正二郎
T E L 042-730-5975
F A X 042-730-5675

 

sagami@houmu.office.ne.jp